JR西日本223系電車9000番台クモヤ223形9001号車

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JR西日本223系電車9000番台クモヤ223形9001号車とは、かつて川崎重工業(現川崎車両)・西日本旅客鉄道が保有していた鉄道車両である。

概要[編集]

川崎重工業の試験車として製造された。前面は223系1000番台、側面は223系2000番台のような見た目をしており、221系と連結して試験走行などを行っていた。通常の223系と異なり集中冷房を搭載し、窓が前後で異なっている。灯具類も当初は前照灯とフォグランプを2灯ずつ配置し、尾灯を持たなかった。その後2000年3月13日に川重から甲種輸送された[1]後、JR西日本が改造しクモヤ223-9001に改番、213系と連結しU@techとして2019年まで試験走行をしていたが、2019年3月に廃車になり、解体された。

編成表[編集]

←亀岡 京都→
1 2 3
クヤ212-1 サヤ213-1 クモヤ223-9001

類似する車両[編集]

  • 近畿車両の223系風車両 - 近畿車両にて製造され、長期間留置された後消息は不明。行先表示器が完全にない、前後で窓が異なる等が特徴。

脚注[編集]

  1. 223系2000/3000増備の過程 窓が前後で異なる、行先表示器が空っぽ、集中冷房等の特徴からクモハ223-9001と思われる。