JA607A

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JA607Aは、ANAホールディングス株式会社が所有し、全日本空輸(ANA/NH)の航空機として使用されている、ボーイング767-381ER型の航空機。2020年にCovid-19が中国武漢市で流行した際に、現地邦人を日本へと帰還させる特別機として、日本政府によりチャーターされた機材として知られる。

2002年、ボーイング社により、ペイン・フィールドにて製造された。ライン番号は884。[1]JA607Aとしての登録は2002年8月9日、全日本空輸株式会社、製造番号は32976。2013年にANAホールディングスへと所有者が移転しているが、2020年時点でANA系列以外への移転・リース歴はない。[2]

当初は国際線機材として運航されていたが、機材老朽化に伴い、国内線仕様へと切り替えて運航されている。

本機をモデルとした模型製品として、ANA OFFICIAL PRECISION MODELSシリーズより、「BOEING 767-300ER REGISTRATION NO. JA607A」(製品番号NH50026)が販売されていた(2007年発売、現在は絶版)。[3]

事故歴等[編集]

  • 2010年5月21日、中国・青島空港を離陸し上昇中に、フラップ展開時の限界速度を一時超過して飛行した。けが人等の情報はない。[4]
  • 2019年12月24日、本機を運航していた全日本空輸の機長が、パイロットライセンス・航空身体検査証明などの一式を携帯せずに乗務していた。後続便を運航できず、欠航や遅れが生じた。[5]

参照[編集]