FORGET

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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FORGET』は、ウェブ上で無料公開されている、脱出ゲーム風パズルゲーム。制作者は「イーブル・デザイン」。

概要[編集]

2010年までに全9作が公開された。(うち2作は公開停止。)

「謎めいた集合住宅からの脱出」が目的だが、普通の脱出ゲームとは別物といってよい。(リドルゲームリアル脱出ゲームに近い。)

まず、タイトル画面の「F」「O」「R」「G」「E」「T」をクリックすると、文字が消えたり色が変化する。その状態で左下のボタンをクリックすると、文字の変化に応じて異なった部屋に飛ばされる。最初のうちは、どの部屋に飛ばされるかも分からず闇雲に試してみるしかない。はずれ部屋に飛んでしまうと「鬼」が現れて、ゲームオーバー(記憶が消去=forget)になってしまう。各部屋の住民の謎めいた会話を聞いて、「文字の変化」と「つながる部屋」の規則性を推理することがまず必要になる。文字と部屋の対応は一見むちゃくちゃのようだが、その実ちゃんとした規則性がある。

次に、住民の会話を聞いて、脱出の条件を把握しフラグを立てていく。しかし住民はみな変人のため、どれが大事なヒントでどれがダミーなのかが見分けがたい。フラグの立て方も、一般的な物理法則やロジックとは異なっていることが多い。異世界特有のロジックを読み解くことが求められる。


創意工夫を凝らした良作なのだが、硬派すぎるせいか知名度は低い。気軽に遊べないし、他人にオススメしづらいし、実況映えもしにくい。もっと流行れ。

外部リンク[編集]