アードライ戦記

『アードライ戦記』は、木崎妃によるファンタジー小説である。

概要

「誰が為に」や、「ラディアン・レジスタンス」を手掛ける木崎妃による完全新作オリジナル作品。
神の策略によりアルバレス帝国を奪われた英雄王アードライが、帝都を奪還するために戦う物語を描く。 作者はまったく違う「バトルアクション英雄譚です。」と述べている。

あらすじ

アルバレス帝国の若き英雄王・アードライは、何不自由になく、
穏やかな時間を過ごしていた。しかし、アードライはカロッゾ・ロナの裏切りに遭い、神の策略によって帝都を奪われてしまう。
全てを失ったアードライは、独り森に佇んでいたところ、グランディーガの騎士長・ダグと出会う。
それは、アードライにとって、新たな世界との出会いだった……。

登場人物

主要人物

アードライ

本作の主人公。アルバレス帝国の皇帝で、グランディーガ帝国の若き英雄王。

前髪で左目を隠している紫銀の髪の持ち主で、右腕と全身に入れている刺青は彼の誇り。

繊細的で大人びた性格だが、怒ると冷徹な振る舞いで毒舌を吐きだす。

ダグ・ホーバット

グランディーガ帝国の騎士長の1人で、黄金の鎧を身に纏った黄金騎士。

その力は抜群で圧倒的な威力を誇る。

とても優秀な騎士で頭がよく、面倒がいい。一方、ナランチャとは馬が合わない。

アードライとは何年前からの親友で溺愛を持つが、伯父にはなかなか頼んでくれない様子。