>>3が理解できることが不幸
>>3が理解できることが不幸とは、ニコニコ大百科における12年間の過酷な闘いである。
概要[編集]
発端となったのは、ニコニコ大百科の記事「日本語が理解できることが不幸」である。この用語は「曲は素晴らしいのに歌詞が下品すぎて聞きたくない」ような動画に付けられるタグであり、記事に付随する掲示板（について語るスレ）にもそれを嘆く話題で盛り上がる……はずだった。
しかし、2009年4月16日に投稿されたレス番>>3が「>>5719757 これも追加してほしいな」とコメントしたことで事態は一変。ニコニコ大百科の掲示板では「>>sm5719757」と記入することで動画番号「sm5719757」へのリンクが可能であるが、「sm」を付け忘れたことでまだ誰も見ぬ「レス番>>5719757」へのアンカーリンクとなってしまった[1]。
それ以降、>>3が語る「これ」を知りたい人々が>>5719757に辿り着くべく、時には1日に6000レスを超すような勢いでレスが続くこととなる[2]。彼らコメントを続ける人々のことは「支援厨」とも呼ばれ、「にとなり」をはじめとする独自の文化が形作られていった。
こうした各位の努力により、2021年4月24日、ついにレス番>>5719757のコメント「現実逃避の為にここに来てた 思い出をありがとう >>3ささやかなミスをしてくれてありがとう その動画は削除済みだよ」が書き込まれる。>>3のコメントから12年と7日9時間22分2秒後。日数にして4390日9時間22分2秒後、秒数にして379329725秒後（うるう秒挿入3回を加味）のことであった。
なお、この過程で「日本語が理解できることが不幸」の記事は新しく（掲示板が）まっさらな記事へと移動(記事分割)させられ、跡地は「>>3が理解できることが不幸」自体についての記事に書き直されてしまった。どうしてこうなった