麗神座礁事故

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麗神座礁事故(れいじんざしょうじこ)とは、1988年4月26日にポルトガルで発生した海難事故である。

概要[編集]

麗神は乗用車を最大6500台収容できる日本の自動車運搬用貨物船で、1987年に竣工した。

1988年、マツダトヨタ自動車の新車を積んだ麗神は名古屋港を出港した。これが処女航海で、名古屋からヨーロッパ各国へ搭載した新車を運搬し、寄港地の一つのポルトガルを出航後、同国のポルト沖で自動車5432台を積んだまま座礁・横転。乗組員1人が死亡した。

事故後[編集]

事故後、3ヶ月ほどの時間をかけて1/3程度の自動車を取り出してサルベージが行われたが、ドックへの曳航と修理、廃船として解体処分のどちらを選んでも費用対効果が合わず、荷主側から

船内に残ったままの新車が横流しされ、市場に流れるリスクがある

という懸念が示され、積み荷ごと自沈することが決定された。その後麗神は大西洋の水深およそ2000mの海域まで曳航され、積み荷ごと沈められた。なお麗神が再び姿を見せる時は遊星爆弾による攻撃で大西洋が干上がった日になるだろう。[Jokeこの一文には冗談が含まれています。真に受けるかどうかはあなた次第です。]