駿台中学生テスト

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駿台中学生テスト(すんだいちゅうがくせいテスト)とは、駿台中学部が主催する高校入試模擬試験。受験生からは単に「駿台テスト」と呼ばれることが多い。

概要[編集]

駿台中学部が運営している、高校入試の全国模試。受験者のほとんどは成績上位者だが、最難関国立高校[1]の問題に近いものが出題されるため、平均点が低く、他の模試よりも低い偏差値が出ることで知られている。
中1、中2では1年間で数えるほどの実施回数だが、中3では4月から10月ごろまで毎月実施される。11月の試験はあったりなかったりする。

目安[編集]

駿台偏差値50
駿台偏差値50は、一般的な中学校のクラス2位くらいの受験生の程度である。早い段階で駿台偏差値50が取れれば、県内で二番手の公立進学校やMARCHの付属高校が視野に入るとされる。

駿台偏差値60
駿台偏差値60は、一般的な中学校の学年1位くらいの受験生の程度である。男子であれば早慶の付属校は安泰といえる。公立は各都道府県最難関校でも無双レベル[2]

駿台偏差値70
駿台偏差値70は、だいたい全国300位以内の受験生の程度である。私立、国立を含めてももはや落ちる学校を見つけるほうが難しいだろう。日本の未来を担う最高峰の頭脳である。

対策[編集]

駿台テストの成績をピンポイントに上げる方法は存在しないが、初版の編集者は、高校受験に関しては「一つの参考書を完璧にやりこむ」ことを意識すべきだと考えている。高校受験で難関校を目指す生徒には、片っ端から過去問や問題集を解くよりも、「最高水準問題集」シリーズ[3]や、「高校への数学」シリーズなどを徹底的にやりこむことをお勧めする。

脚注[編集]

  1. 筑波大学付属、筑波大学付属駒場、お茶の水女子大付属など
  2. ただし日比谷を除く
  3. ただし特進を除く。特進には二度と出題されないような難問・奇問が多いため、やりこんでも時間の無駄になる可能性が高い