『青色鞏膜』(せいしょくきょうまく)は、木々高太郎の推理小説。『新青年』昭和10年(1935年)4月号に発表。
身分が異なる男女の恋愛に伴って、複数の事件が発生する。タイトルにもある青色鞏膜は、単に遺伝を現すアイテムとして登場するのみで、ストーリー自体は血縁関係が絡むベタなものなのだが、その高雅な文体と哀切なストーリーによって、ファンから一定の評価を得ている。