霧島ツツジ

霧島（きりしま）ツツジ（kirisima tutuzi）とは すなわち これ、ツツジ科（か） ツツジ属（ぞく）の まとまりに 入（はい）る 木（き）であるところの 本霧島（ほんきりしま）のことである。高（たか）さは 0.5メートルから 3メートル程（ほど）になる 低木（ていぼく）である。4月（がつ）から 5月（がつ）ごろに 真（ま）っ赤（か）な 小（こ）ぶりの 花（はな）を 咲（さ）かせる。その 赤（あか）さは、若（も）し たとえて 言（い）うならば あたかも さながら 火（ひ）が 燃（も）え上（あ）がる 時（とき）の 色（いろ）にでも なぞらえられるかの 程（ほど）である。

又（また）の名（な）

霧島（きりしま）ツツジは ただ　「霧島（きりしま）」とのみ 呼（よ）ばれることもある。又（また）、「佐田（さた）ツツジ」や 「久留米（くるめ）ツツジ」を 霧島（きりしま）ツツジの 又（また）の名（な）と することもある。だが 正（ただ）しくは、久留米（くるめ）ツツジは 筑後（ちくご）・久留米藩（くるめはん）の サムライが 霧島（きりしま）ツツジと 佐田（さた）ツツジとを もとに 新（あら）たに 作（つく）った ツツジである。

文化（ぶんか）

日（に）本（ほん）においては 「霧（きり）島（しま）ツツジ」という 言（こと）端（ば）は 晩（ばん）春（しゅん）、つまり 暮（く）れの 春（はる）（4月（がつ）5日（か）ごろから 5月（がつ）5日（か）ごろまで）の 季（き）語（ご）とされている。又（また）、日（にっ）本（ぽん）放（ほう）送（そう）協（きょう）会（かい）の ラジオ番（ばん）組（ぐみ）・「ラジオ深（しん）夜（や）便（びん）」は、日（に）本（ほん）の 季（き）節（せつ）に 合（あ）わせて この キリシマツツジの 花（はな）を 4月18日（しがつじゅうはちにち）の 「誕（たん）生（じょう）日（び）の花（はな）」としている。そして 「ラジオ深（しん）夜（や）便（びん）」は、この 霧（きり）島（しま）ツツジの 花（はな）ことばについては これを、 「燃（も）え上（あ）がる愛（あい）」としている。

外部連接（リンク）

• 霧島つつじ - ウィクショナリー