阪急1000系電車 (2代)

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阪急1000系電車は、2013年から2021年にかけて製造された阪急電鉄の車両である。

概要[編集]

開発コンセプト「すべてのお客様に快適な移動空間~さらなる環境性能の向上~」の元、静粛性や省エネ性などの向上を目指して設計・製造され、2013年から2021年の8年間に渡って160両が製造された。

外観においては、既存の9000系に概ね準拠しているが、製造コストを抑制しながらの大量増備が求められたため、冷房装置カバーは設置されていない。座席配置はオールロングシートとし、9000系よりも通勤型仕様に近いものとなった。

一方で、大型のLCD行先案内表示やLED照明、機器類においても、PMSM・モノリンク式空気ばね台車など、当時最新の設備・機器を多数採用するなどして、乗り心地の向上が図られている。

運用[編集]

19編成のうち、11編成が神戸線に、8編成が宝塚線に配属されている。両線とも全車が8両で、他形式2両を併結した10両編成での運転は行われない。

ちなみに、毎年11月11日には梅田方に1111号車を有する1011Fが梅田を11時11分に発車する列車に充当されており、同日の梅田駅はポッキーを持った多くの撮り鉄で賑わうのだとか。

関連項目[編集]