長福寺(ちょうふくじ)は、東京都府中市宮西町の時宗の寺。山号は古木山。本尊は阿弥陀如来。
寛喜2年(1230年)に天台宗の寺院の勝福寺として創建された。正応年間(1288年ー1292年)に、時宗遊行派へ改宗した。寺には国府道場と記された記録が残されているほか、寺域からは中世の板碑(貞治(1362年-1367年)、嘉吉(1441年-1443年)、文安(1444年-1449年)の年号がある。)が発掘され、中世には念仏道場として隆盛したことがうかがえる。昭和46年(1971年)に現在の八角形の本堂が建立された。
アクセス[編集]
- JR府中本町駅より徒歩8分
- 京王線府中駅より徒歩10分