長久寺 (東京都港区)

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長久寺(ちょうきゅうじ)は、東京都港区三田の日蓮宗の寺。山号は法運山。旧本山は身延久遠寺。寺格は平、潮師法縁。

沿革[編集]

寛永10年(1633年)旧暦4月の開創。開山は高月院日浩である。弘化2年(1845年)に火災で焼失し、現在の本堂はその年のうちに再建されたもので、関東大震災や東京大空襲の戦災も焼失を免れている。その後、平成10年には建立当時を保存しながら本堂の大改修を行い、客殿と庫裡などが新築された。

歴代[編集]

18世慈乗院日学は小湊誕生寺の57世へ普山。25世慈雲院日草は小湊誕生寺69世へ普山。明治16年に22歳で長久寺の住職となるが37歳の時、自身の病をきっかけに正中山法華経寺荒行に入行。その後、精神病の人々を約30年間山内に収容し、唱題と祈祷の治療を行った。昭和4年には、石神井(現在の練馬区関町南)に施設を移転し石神井慈療院として開院した。昭和6年には、自身の院号から慈雲堂病院と改称した。昭和12年の遷化後も病院は発展を遂げ、今日でも精神科と内科を併設した病院となっている。現在は29世の渡部公容。

アクセス[編集]

  • 麻布十番駅より徒歩4分。

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