酵素
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酵素（こうそ）とは、英語では「エンザイム」といい、主に常温で化学反応を選択的に制禦する機能を備えた直鎖型のアミノ酸重合物である。
概要[編集]
「生物学の中心原理（セントラル・ドグマ）」として「ＤＮＡ→ＲＮＡ→酵素」というものがあるが、この反応にも酵素が関わっている。酵素は多種多様であるが、これはＤＮＡに記録されている情報を解読して組立を行なっているからである。「その、ＤＮＡに書いてあるデータはどこから来たのか？」という話にはなるわけで、「それは神だ」というのが創造論者の言い分である。これに対して「昔は、世界はＲＮＡ世界であったが、ＲＮＡは不安定なので進化が速いかわりにヘンなものができてしまう。そこでＤＮＡという二次記憶装置としてできた。ＲＮＡからＤＮＡに書込みを行なう酵素は『逆転写酵素』というが、本当はこっちが『転写酵素』である」というのが科学者である。
そんなわけでＲＮＡウイルスはすぐ変異するので始末が悪い。なお、ＤＮＡには「昔書きこまれたけど何のデータかわからん」というゴミクズデータも多く、「ジャンクＤＮＡ」と呼ばれている。なかにはウイルスの切れ端なんかも混じっているらしいが、未解読である。