都営バス急行05・錦18・直行03系統

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急行05系統(きゅうこう05けいとう)・錦18系統(にしき18けいとう)・直行03系統(ちょっこう03けいとう)とは、都営バスの路線である。担当は江東営業所。

沿革[編集]

従来、錦糸町駅と新木場駅を結ぶバス路線は設定されていなかった。

1990年、行楽客向け路線として夢01系統(錦糸町駅前~新木場駅前)が設定されたが、休日のデータイムのみの運行にとどまり、運転区間が行楽路線としての魅力に乏しいこともあり利用客はそれほど根付かなかった。

転機が訪れた都営地下鉄大江戸線開業の2000年12月12日以降、この2駅間を結ぶ路線は増強されていく。

急行05[編集]

2000年12月12日、交通局が新たなバスサービス「ラピッドバス」の一環として、前身の夢01を新木場駅より先お台場地区まで延長し、急行05系統として錦糸町駅~新木場駅~東京テレポート駅に改め、土曜日の運行を追加し行楽路線として運行を開始した。他の「ラピッドバス」4系統と比べて、土曜・休日運転というのが大きな違いであり、「夢01」を引き継いだこともあってか、急行区間は新木場駅から先の区間のみであった。

その後現在に至るまで墨東地域からお台場へ至るショートカット路線として多くの人に利用されるようになり、ほぼ全線を乗り通す客が多く、積み残しがみられることもある。現在では他の「ラピッドバス」が廃止された中で、急行06と共に今なお運行されている。

2004年3月29日に深川営業所から江東営業所に移管された。

2005年3月1日から錦糸町駅行きは東京ビッグサイト東棟前、東京テレポート駅行きは国際展示場正門駅前に新たに停車することとなった。

2005年4月2日より東京テレポート駅発着を見直し、大江戸温泉物語などの観光施設が至近にあるテレコムセンター駅発着に変更された。

2007年3月31日より日本科学未来館発着に変更され、2023年現在は日本科学未来館発着に落ち着いている。

錦18[編集]

りんかい線全線開業の2002年12月1日に、通勤通学需要に対応すべく、錦18系統として錦糸町駅~新木場駅間の運行を開始した。この時から現在に至るまで、平日のみの運行である。最初は、朝夕のごくわずかな本数しか確保されず、通勤通学用に徹していた。2004年3月29日の改正からは、日中もわずかながら運転を開始し、少しづつ利用しやすい環境が整えられている。同時に深川営業所から江東営業所に移管された。今後江東区のLRT導入論議とも絡んでくるであろう路線である。

2018年4月からは国際展示場駅行きの錦18-2系統が新設され、日中は錦18-2が運行されるようになった。

直行03[編集]

2018年4月に設定され、朝の日本科学未来館行きのみ運行される。急行05よりも停留所が削られており、所要時間が短くなっている。

運転区間[編集]

急行05
  • 錦糸町駅前~亀戸駅通り~境川~新木場駅前~青海駅前~日本科学未来館
錦18
  • 錦糸町駅前~亀戸駅通り~境川~新木場駅前
錦18-2
  • 錦糸町駅前~亀戸駅通り~境川~新木場駅前~国際展示場駅前
直行03
  • 錦糸町駅前→亀戸駅通り→新木場駅前→青海駅前→日本科学未来館