遠くはるかに(とおくはるかに)とは、岩崎書店のSF短編集に掲載されていた福島正美のSF作品である。
ストーリー[編集]
主人公の少年の元に、ある少女から何回も間違い電話が掛かってくる。やがて、別の世界からの電話だと分かる。別の世界なので、行き来することは出来ないが、何故か電話が通じてしまうので、少年と少女は友達になった。少年は平和な暮らしをしていたが、少女の世界では内戦が起こって危機に直面していた。少年には、少女の家族からの伝言を伝えてやるくらいしか、その少女のためにしてやれることはなかった。その後、少女からの電話は掛かって来なくなった。