近習(きんじゅう/きんじゅ)とは、主君の傍近くに仕えて雑用その他を職務とした役職のことである。優秀な若者が登用されることが多く、ほとんどの場合が将来の幹部候補生に列するのと同じことであった。その代わり、戦争などの緊急事態の場合には、主君を命を賭けて守ることも職務とした。