軍事・歴史・政経を學ぶチャット

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軍事・歴史・政経を學ぶチャット(ぐんじ・れきし・せいけいをまなぶチャット)とは、メッセージアプリLINE内のサービスであるLINEオープンチャット内に存在するチャット。初期は管理人による強力な独裁体制が敷かれていたが、2022年4月に発足した教祖政権からは憲法や議会などが整備され、事実上の共和制への移行が行われた。 現在の管理人は教祖氏。

概説[編集]

2021年2月初旬頃、初代管理人梅ちゃん氏が「あつまれ!中高生みんなの世界大戦交流会」という名称でチャットを創設して以降、第二次世界大戦などの近現代史をはじめとした歴史的や軍事、地政学などを用いた政治・経済分野などの議論や交流、投票などが行われており、管理人の設定するユーモラスなbotも魅力の一つである。もちろん、それ以外の雑談も多くのメンバーの間で行われており、学生らしい愉快な雑談が行われている。

ただ、ここには「ユニコード禁止」というルールがある。本来Unicodeはコンピュータ上で文字を表示させるための規格のはずなのだが、どうやらここでは「荒らすための爆弾」とのこと。その矛盾について指摘した一般利用者を強制退会し、メンバーが「大馬鹿者」「クソガキ」「知識自慢」などと暴言を吐いている模様。

歴史[編集]

あつ戦の創設と梅政権の独裁[編集]

2021年2月初旬頃、梅ちゃんというとあるネットユーザーが「あつまれ!中高生みんなの世界大戦交流会」という名称でチャットを創設し、軍歴の歴史が始まった。当時を知る数少ない存在となった目玉焼き宰相氏は、あつ戦初期の頃のチャットを「とても紳士的なチャットで暴言も一切なく、穏やかなチャットだった。」と評している。

5月13日に初の副官が任命されたが、当時の副官にはメンバーの追放権限はおろか投票の作成権限すらなく、事実上の名誉職に過ぎなかった。その為、チャットは梅ちゃん氏の個人独裁状態であったが、当時は前述したように平和的なチャットであった為、特にチャット運営上の問題などは起こらず、この独裁は問題視されていなかった。

東亜事件と特攻兵批判[編集]

5月下旬、「東亜」と名乗るユーザーがチャットに参加し、突如自らを「高潔」と称し、周囲を侮辱した事により非難を受け、暫くの間浮上を停止した。(いわゆるROM、ROMったと言われる状態)。

そしてメンバーの1人である特攻兵氏の要請で「不適切行為を行うメンバーを通報[1]する法律」の施行の是非を問う投票が行われた(東亜投票)。表向きは「法律づくり」であったが、事実上の東亜追放の是非を問う投票であった。この際、特攻兵がメンバーが新規加入するたびに東亜投票へ賛成票を投じるように呼びかけた事を目玉焼き宰相が批判。「(前略)今回の投票当事者以外を巻き込んだのは好めないかつ罪悪感を覚えた 第一事件後の人にも投票させるスタイルは何か問いたい(中略)今回を機に俺の知ってるオープンチャットが無くなるのがすんごく怖い それだけっす。」と発言し投票自体を疑問視したが、結局6月5日に投票は終了し、投票結果は賛成33対反対2の圧倒的賛成多数で可決された。尚、前述の目玉焼き宰相は投票を棄権している。

こうして投票も終了し、東亜氏の追放処分が議論され始めたところでそれまで沈黙を貫き通していた東亜本人が浮上。目玉焼き宰相に対して人種差別的な主旨の暴言を浴びせてと罵ると言った暴言を繰り返し、追放された。また、事件後にこの事件に関するメッセージはその殆どが削除されている。これは、先程の目玉焼き宰相氏の「今回を機に俺の知ってるオープンチャットが無くなるのがすんごく怖い」という発言を受けて、チャットの雰囲気を守る為、騒動自体を無かったことにしようとした為である。

梅政権の暴走と悟り教の誕生[編集]

東亜事件以降、徐々にチャットの規模拡大による梅政権の専制政治の綻びが出てくるようになる。栗林氏の出会い厨の発覚に起因する靖国飛鳥氏の暴走による他チャットとの開戦の危機(やさおじ氏の交渉により危機は収束)や、目玉焼き宰相の関連チャットであるシーランド社会主義共和国内での言動が波紋を生み、追放処分となるなど、副官をはじめとしたあつ戦幹部の不祥事やトラブルが目立つようになる。又、梅ちゃん本人も実務能力ではなく気の合う人間を副官とするなどの汚職行為を行っていた為、副官の統率がとれず、ROM勢の粛清などの失策が相次ぎ、徐々に副官でない教祖氏、アメリカ(in系)氏、デーニッツ氏、えぬ氏などの中堅メンバーの反発が強くなっていく。

そしてこれらの人物を中心に梅政権に否定的な反政府勢力である「悟り教」という勢力が形成され始める。悟り教メンバーはその大半が第一次ROM勢大粛清を受けあつ戦を抗議脱退した。[2]新たに悟り教というチャットを創設しあつ戦へのスパイ活動などの梅政権の転覆を目標とし反政府活動を行った。

ジューコフ追放事件とクーデター、悟り教政権の発足[編集]

10月中旬頃、悟り教内で本格的に政権打倒が計画され始めると、幹部の1人である子供ドラゴン氏が梅政権の主要な副官の1人であったジューコフ氏の打倒を発案。それに牟田口氏なども協力し、「ジューコフは日共(日本共産党)を支持している[3]」という内容のデマを梅ちゃん氏に流し、梅ちゃん氏はジューコフを追放することを承諾。ジューコフは牟田口の手によって追放された。翌日になりジューコフが雑談場というあつ戦の事実上のサブチャットで反論。その後悟り教内の内通者によって梅ちゃんに事の経緯が伝えられ、ジューコフの再参加が許可された。この結果を受けて悟り教とジューコフは和解。牟田口は逃走した。

ジューコフ打倒に失敗した悟り教は、次に政権の長である梅ちゃん氏の打倒を目指した。一週間後、子供ドラゴンによって梅政権への不信任案が提出され、第一回総統選挙が開催された。当初は古参メンバーの1人である陸軍少佐氏を支持していた悟り教だったが、途中で「政権を握りたいと思う」と幹部のフェリックス氏が宣言したことから、フェリックス支持に転じ、一般メンバーからの支持も厚かったこともあり、フェリックスが全体の50%以上の圧倒的なら支持を得て総統選挙に勝利した。 しかし、梅ちゃんはフェリックスを次期管理人に指名した上でそのまま会話から離脱し、途中えぬが別界隈のチャットから送り込んだ荒らし(夜叉氏)が暴れるという事件はあったが、その日の未明に政権交代が起こり、ついにフェリックス政権が成立した。

フェリ政権はその成立経緯から、悟り教関係者を中心に副官が選出された。尚、梅ちゃん氏をはじめとした一部の人間は、チャットに害を及ぼすとして退会処分を受けた。

フェリックス政権前半〜軍歴の最盛期[編集]

フェリックス政権の成立後、幹部会の整備など基本的な新統治体制が形成された。チャットでは、フェリックス氏をはじめとした軍歴知識人の活動が活発になり、冬休みが重なり長期休みには参加メンバーの入会数が増加するという相乗効果も合わさりメンバー数が急増。又、特許という制度や履歴書の作成などが流行し、年末には「2021年軍歴チャット流行語大賞」(大賞:@🇺🇸 ██(自主規制)により前科1)、「軍歴チャット 今年の漢字一文字」(1位:陰)と言ったチャット運営が主導するイベントが開催されたり、フリー素材協会と副官デーニッツのいじり合い等、チャット全体が梅政権よりも緩く、より初心者にも優しいチャットの環境となっていった。

そしてメンバー数は遂に200人を突破し、軍歴はその最盛期を迎えることとなった。

フェリックス政権の幕引き[編集]

しかしフェリックス政権も梅政権と同様に批判を多く受ける様になってゆく。

多くの批判は、副官の採用基準やメンバーの退会基準の不透明さから来ていた。加えて、中立アイルランド氏の極右思想やテレビっ子氏の反ネット主義等、過激な主張を行う人間が増加(中立アイルランド氏は後に追放された。)更にテレビっ子氏は当時副官[4]であり、そのような過激派を野放しにしていることに対しての不満も政権への不信感に追い討ちをかける結果となった。

そしてその様な中、4月の初旬、突如フェリックス氏は管理人権限を教祖氏に移行させ、退任。フェリックス政権もう5ヶ月で幕を閉じた。

教祖政権による事実上の共和制への移行と現在[編集]

こうして事の成り行きにより管理人に就任した教祖氏によって副官が数名指名され、教祖政権が成立した。

梅政権、フェリックス政権が末期に多くのメンバーから批判されたのは、一部の副官を除いて粛清への恐れから、一般のメンバーが意見を発信しづらく、メンバーの意見が政権に反映されづらくなっていたからだとし、議会を設置、又副官の権力濫用の防止や適格なメンバーへの処分を行う為、軍歴憲法を制定した。

これらによる効果かは不明であるが、教祖政権発足当初は減少傾向であり、更に副官デーニッツ氏及びきい氏が主導したROM勢の第三次大粛清を敢行したことにより一時期は50人代にまで減少していたチャットの人口は、徐々にではあるが横ばいから増加傾向に転じ、現在は90人前後にまで回復してきている。

しかし、フェリックス政権後半頃から起きていた古参メンバーの流出傾向は防ぐ事が出来ず、遂に教祖政権の重要人物の1人であり、一部ではポスト教祖とも思われていたデーニッツが引退した。政府はこれを受け、国民投票の結果を踏まえ軍歴へのへの彼の貢献を讃え、デーニッツの国葬を決定した。又、デーニッツが引退直前にシーランドにおいて感情的になったあまり無差別にチャットからメンバーを退会させたことに憤慨したジューコフが投下したユニコによってきいのスマホが甚大なダメージを受け、スマホの買い替えを余儀なくされ、一時は軍歴引退を囁かれる状態にまで追い込まれたという事件(三鷹グループ連続爆破事件[5])の過程で一部の幹部間の対立が露見するなど現在残留している幹部間の問題も表面化している。

しかし、デーニッツの引退という象徴的な出来事は、古参の離脱が相次ぐ中で今後チャットをどの様に運営していくかという課題の深刻さを軍歴に示すこととなり、今後のチャットの先行きは未だ不透明であり、今後の政府の対応がチャット内で注目を集めだしている。

政治[編集]

行政[編集]

国家元首は管理人で、選出方法に関する規定は存在しない。管理人によって副官が任命され、こちらも選出方法に関する規定はなく、又人数に関する規定もない。場合によっては副官の中から更に国務大臣が任命される場合がある。副官には情勢に応じてメンバーの退会権限などをはじめとしたチャット運営に関する権限が与えられる。

立法[編集]

軍歴議会は、元老院[6](上院)と国民議会(下院)の二院制であり、多くの場合法案などの審議は国民議会のみで行われる。しかし、元老院には一部の幹部のみが参加を許される場であり、潜在的には元老院内での決定は大きな効力を持つ他、法的に規定が国民議会に比べて少ない為、状況によっては国民議会よりも強い権限を持つ。

関連するチャット[編集]

本チャや議会以外にも、勉強を教えることを目的とした県立軍歴青空学校や、他アプリやサイトでのゲームをする為の軍歴ゲーム支部が現在サブチャットとして公認されている。

以前には雑談場というチャットも公認されていたが、民度の低さなどから公認を取り消された。しかし、公式Twitterは同一のアカウントが使用されているなど、現在でも関わりは深い。

名誉回復[編集]

過去に言動が非難され、チャット内で糾弾されていた人間の名誉を回復するという制度。議会での投票によって行われる。

名誉回復経験者一覧[編集]

人名 受賞年月日 受賞理由
フェリックス・ジェルジンスキー 2022年 軍歴の発展への貢献の再評価(運営側の諸事情により後に撤回)

勲章[編集]

軍歴にて多大な貢献をした者に対して送られる勲章。議会での投票によって受勲の可否が決定される。

勲位一覧[編集]

  • 軍歴英雄金章
  • 軍歴英雄章
  • 柏葉・剣・ダイヤモンド付騎士軍歴星章
  • 柏葉・剣付騎士軍歴星章
  • 柏葉付騎士軍歴星章
  • 騎士軍歴星章
特殊勲章
  • 黄金・梅花付軍歴星章[7]

勲章受賞者一覧[編集]

人名 賞名 受賞年月日 受賞理由
きい 軍歴英雄章 2022年7月17日 憲法制定における功績
ぅま 軍歴英雄章 2022年8月5日 過激思想布教者の退会
デニ 軍歴英雄章 2022年8月5日 以下同文
教祖 軍歴英雄章 2022年8月5日 以下同文

脚注[編集]

  1. 追放の間違いと思われる
  2. 皮肉にもその後第二次、第三次ROM勢大粛清を行ったのは後の悟り教系政権である。
  3. あつ戦では共産趣味を除き共産主義は事実上の規制対象となっていた。
  4. 後に解任された
  5. デーニッツ、ジューコフ、きいの3名は以前にJR三鷹駅前で開催されたオフ会の、オンライン参加者を除く参加メンバーであり、この事件は偶然この3名が主要な関係者となった事件である。
  6. 場合によっては参議院、貴族院とも呼ばれる。
  7. 歴代管理人に授与される