赤リン(せきリン)とは、リンの同素体の一つ。組成式はPで、不定形。
黄リンと違い、毒性は弱い。常圧では416℃で昇華する。発火点260℃。比重は2.3前後。高温で蒸留することで白リンに変化させられる。赤リンもまた、黄リンを約250℃で加熱して作られる。
難燃剤として用いられる。また、マッチの発火剤の成分としても用いられる。