虫垂炎

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虫垂炎(ちゅうすいえん)は、虫垂が炎症を起こすことにより罹患する疾病。盲腸炎ともいう。「アッペ」(にアクセント)ともいい、発症した当人は胆石か盲腸炎かで悩む。

概要[編集]

古くは果実の種などが虫垂に迷い込むことで発症すると言われていたが、現在では否定されている。
何らかの原因により、大腸の虫垂部分が化膿して炎症になる。
初めに胃の付近が痛くなるが、時間の経過とともに右下腹部に痛みが移動する。他の症状は吐き気、発熱などである。
間違いやすい疾病に大腸憩室炎急性胃腸炎がある。

血液検査で白血球の増加により判明することが多い。
治療には「薬で散らす」という方法が用いられることがあるが、大半は外科的治療になる。そのため外科医のほうが診断は確か。
これは本当かどうか不明だが、自分で自分の虫垂炎を手術した医師がいたらしい。だいたい部分麻酔で済むので、やる奴はやりそうである。
俗説だが、虫垂炎になる前兆として肥満になると、昭和時代の小学生の間では囁かれていた。
稀な例だが綿ふき病と虫垂炎が同時発症した患者がいたらしい。