薬王寺 (東京都港区)
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薬王寺(やくおうじ)は、東京都港区三田の日蓮宗の寺。山号は妙壮山。境内の井戸は、文永元年(1264年)いわゆる正嘉の飢饉の折に日蓮が祈祷したとされ、鎮火の霊水としても知られた。俳人加賀の千代女が朝顔につるべとられてもらい水の句を詠んだことでも知られる。また中林悟竹の墓がある。御田小学校発祥の地でもある。
沿革[編集]
元和7年(1621年)麻布狸穴に開創された。開山は本化院日佳である。寛永11年に麻布今井村へ移転した。承応元年に四谷鮫橋と芝金杉に分割して移転した。寛文元年に現在地へ移転した。
歴代[編集]
- 5世智享院日雄は京都本満寺4世となった。
- 7世前明院日逗は小湊誕生寺39世となった。
- 14世智透院日審は総本山身延久遠寺54世となった。
- 16世妙寿院日貞は村田妙法寺50世となった。
- 20世妙祥院日汪は谷中瑞輪寺に入寺した。
行事[編集]
- 毎月第1月曜日
アクセス[編集]
都営地下鉄浅草線泉岳寺駅より徒歩6分。 東京メトロ南北線白金高輪駅より徒歩5分。