缶マニア
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缶マニア(かんマニア)とは、いわゆる電子工作マニアの一種である。洋菓子の化粧缶マニアとは異なり、電子回路のケースとして利用する。「ガンマニア」に引っ掛けた言葉である。
概要[編集]
発祥は「ツナ缶受信機」によるらしい。自作の電子回路の基板には「カマボコ基板」「エボナイト基板」「ガラエポ基板」など各種の基板があるが、「パーツがむき出しなところが即物的でいい」派以外に「ケースがあったほうがいい」という派がいて、「いわゆる化粧缶ならば放熱もいいしアースも取れる」というので、各種の缶(多くは蓋付き)に基板を納めるというマニアが現れた。通常、缶は丸いことが多いため工作が難しく、金属であるため下手に接触すると短絡(ショートカット。いわゆるショート)がおきるために塩ビ(塩化ビニール)の細いパイプで下駄を穿かせるなど工夫が要るが、「それが楽しい」という変態が缶マニアであり、マニアたる所以である。
ラズパイはサーバーとして使えるので、「鯖缶」が登場する日は近い(「もうあるよ」と聞いても驚かない。Mac Mini は鯖缶一歩手前である)。ただし電源を内蔵すると電池がスペースを食うため、いまひとつ不自由ではある。
参考文献[編集]
脚注[編集]