『網膜脈視症』(もうまくみゃくししょう)は、木々高太郎の推理小説。『新青年』昭和9年(1934年)11月号に発表。
毎度おなじみの大心地先生が本作でも活躍する。網膜脈視症に掛かってしまった子供を診療するうちに、過去に起こった恐ろしい事件の存在が明らかになる、という筋書きである。
表題の「網膜脈視症」は、恐らく架空の病気と思われる。