絵の具

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絵の具(えのぐ、絵具)とは、絵画を彩って描画したり、工芸品等の彩色に使われる材料。顔料を展色材で練った画家用の彩色材料。絵の具の種類には、油性、水性があり、材質には、水彩絵の具、アクリル絵の具がある。

絵の具のもとになるのは顔料である。

種類[編集]

水彩絵の具

アラビアゴムを固着剤に用いたもので、水で溶いて用いる絵の具。物質は不透明。

アクリル絵の具

合成樹脂絵の具。合成樹脂、アクリル樹脂エマルションを展色材とする絵具。乾くと耐水性を持つ。物質は、透明、半透明、不透明の3つあり、透明度の異なる物質が存在する。発色性、光沢、速乾性、接着性、耐光性に優れている。

不透明のアクリル絵の具は、ペンキの物質に近い。

透明のアクリル絵の具は、複数の色を重ね塗りした際、下地が透けて見える色になるものである。透明の絵の具は、透過色の仲間で、減法混色の原理と同じで、CMYKの原理となる物質に当たる。