素数砂漠(そすうさばく)、別名素数の砂漠は、連続する自然数のうち合成数だけが含まれる区間のこと。例えば、61と67は素数であるが、62から66は連続する5個の合成数、つまり長さ5の素数砂漠である。
- いくらでも長い素数砂漠が存在する。
- 【証明】
- N:十分に大きな自然数とする。
- N!+2は少なくとも2で割り切れるから合成数である。
- N!+3は少なくとも3で割り切れるから合成数である。
- …
- N!+Nは少なくともNで割り切れるから合成数である。
- 長さ(N-1)の素数砂漠が得られた。Nの値に制限はないから、結局好きな長さの素数砂漠が存在できる。