節穴

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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節穴(ふしあな)とは、木製の板にしばしば見られる節が抜けた穴である。

あっても見た目が悪いだけで何の役にも立たないばかりか、存在しない方が良いものである。

物事を見分ける能力のない人や、大事なことを見落としてばかりいる人に「馬鹿野郎!オマエの目は節穴か!」と言う場合もある。

その他の害[編集]

  • 釘を打ちたいところに節穴があれば釘を打つことができなくなる。
  • 幅の狭い板に節穴があれば、板の強度が足りなくなり折れ易くなる。
  • 節穴のある板で桶や樽を作れば、それらは使い物にならない。

何故節穴は生じるのか?[編集]

  • 木の幹には枝があり、木が成長して幹が太くなると、枝が幹の内部に入り込んだ状態になる。
  • その木を製材して板にすると節のある板となる。
  • 節の部分は他の部分と比較して柔軟性に欠けるため、板に力が加わった場合などに曲がらず抜け落ちる場合がある。また、他の部分よりも先に腐って穴になってしまう場合もある。