第二今泉踏切の悲劇

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第二今泉踏切の悲劇とは、1983年3月6日、栃木県宇都宮市にある東北本線の第二今泉踏切で発生した事故である。

概要[編集]

小学校四年の少女が学校の友人たちと徒歩で帰宅途中、踏切でレールと補助レールの隙間に足が挟まってしまった。

友人たちは少女の足を引っ張ったが少女は痛がるだけで足は抜けなかった。

警報器が鳴り始め友人たちは踏切の外に出る。

「嫌だ死にたくない」と少女は泣き叫んでいたという。

通り掛かった30代の女性が異変に気付き、非常ボタンを押したが間に合わず、列車が止まったのは踏切の少し先であった。

補足[編集]

小学生の友人たちには、非常ボタンで電車を止めるということが思い付かなかったようである。

電車は制動距離が長いため、非常ボタンがない場合は、電車の来る方向に走って行き電車に危険を知らせるべきである。

非常ボタンは素早く押すべきである。