空しい音 愛読者をさがす登場人物
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『空しい音 愛読者をさがす登場人物』(むなしいおと あいどくしゃをさがすとうじょうじんぶつ)とは、作家・中井英夫の掌編小説。
概要[編集]
初出は『早稲田文学』1974年12月号。その後、1975年発刊の『ケンタウロスの嘆き』中に収録された。現在では、2008年に発刊された、ふしぎ文学館の『幻戯』ISBN 978-4882933557 などで読むことも可能である。
氏の代表作『虚無への供物』のラストから20年経ったという設定で、亜利夫・久生・藍らが何気ない話をしあう後日談である。
かなりマイナーな存在であり、「虚無への供物」を知っていても、これは知らない、という人も少なくない。