福岡県築上町タクシー運転手強盗殺人事件

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福岡県築上町タクシー運転手強盗殺人事件(ふくおかけんちくじょうまちタクシーうんてんしゅごうとうさつじんじけん)は、2011年7月14日にタクシー運転手が殺害された事件。

概要[編集]

2011年7月14日午前0時10分頃、福岡県築上町東築城の路上で左脇腹など数ヵ所刺されていたタクシー運転手が発見された。

現場近くにいた男が運転手を刺したと供述。強盗殺人容疑で逮捕状が請求されて、7月14日に築上町東築城の路上に駐車中のタクシーで運転手を腹など数カ所を刃物で刺して殺害して現金約1万円を奪ったとしてNを逮捕した[1]

裁判経過[編集]

2012年2月9日、福岡地裁小倉支部(大泉一夫裁判長)は、無期懲役の有罪判決が言い渡された。Nはパチンコで所持金がなくなって犯行に及んだとして大筋で起訴状の内容を認めた。殺意については否認したが、8回にもわたって刺していることから殺意があったと主張。判決では、複数回刺していることから殺意を認定して動機に酌む点もないとした。

弁護側は控訴したが、2012年7月4日に福岡高裁で控訴が棄却。

2012年10月26日、最高裁第3小法廷(田原睦夫裁判長)は上告を棄却[2]。決定は10月24日付で、無期懲役判決が確定した。

関連項目[編集]

脚注[編集]