社会部
ナビゲーションに移動
検索に移動
社会部とは、報道機関(テレビ局・新聞局)における部門のひとつ。
政治部と社会部[編集]
政治家のスキャンダルや汚職事件を取材するのはおもに社会部である[1][2]。そのため社会部と政治部の関係はよくないと言われている[1]。社会部は政治部経由で政治家に情報が漏れるのを防ぐために汚職事件の取材内容は政治部だけには漏らさない[1]。政治部も社会部を政治家との信頼関係を破壊しかねない危うい存在とみなし、政治家へのぶら下がり取材に社会部記者がいるかどうかを気にする[1]。
いっぽうで政治部はバランスを考え、政治家をクールな目で見るが、社会部は改革派首長に過大な期待を寄せがちだとする指摘もある[3]。
脚注[編集]
- ↑ a b c d 朝日新聞記者有志 2015, pp. 58-60.
- ↑ 調査報道がジャーナリズムを変える, pp. 69,131-133.
- ↑ 松本 2015, pp. 18-22.
参考文献[編集]
- 朝日新聞記者有志 『朝日新聞 日本型組織の崩壊』 文藝春秋〈文春新書〉、2015年、第1刷。ISBN 978-4166610150。
- 『調査報道がジャーナリズムを変える』 田島泰彦、山本博、原寿雄、花伝社isbn=978-4763406033、2011年、第1刷。
- 松本創 『誰が「橋下徹」をつくったか -大阪都構想とメディアの迷走』 140B、2015年、初版第1刷。ISBN 978-4903993232。