益田甫
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益田甫(ますだ はじめ、1897年ー1946年以降)は、作家、劇作家。
ユーモア小説家、喜劇作家。横浜の獣医の家に生れる。1916年獨逸學協會學校を修了後、港武者之輔の芸名で舞台芸術座を主催。1922年報知新聞懸賞募集小説に長篇『ルツボはたぎる』で一等になる。賞金で欧米各国に遊ぶ。帰朝後日活金曜会員となり『足にさはつた女』『神州男児の意気』等を脚色。『夜中から朝まで』等劇作多数。日本劇場附属舞踊音楽学校主事。ユーモア作家倶楽部、鞭の会、日本文学報国会、日本演劇協会所属。
著書[編集]
- 『ルツボはたぎる』報知新聞社 1924
- 『新婚道中日記・女難満塁 他十三篇』現代ユーモア小説全集 アトリエ社 1935
- 『チョビ髯伝 他九篇』新版ユーモア小説全集 アトリヱ社 1938
- 『新家庭聯盟』新作ユーモア全集 春陽堂書店 1939
- 『釣ごよみ』春陽堂書店 1940
- 『新婚化物屋敷』東成社 ユーモア文庫 1941
- 『翻弄された防諜官』大元社 1941
- 『戦は勝たねばならぬ』錦城出版社 錦城新書 1942
- 『釣ところどころ』水産社 1942
- 『ベルリンの女達』東成社 ユーモア文庫 1942
- 『先生頑張れ!』東成社 ユーモア文庫 1943
- 『夢に喰はれる男』新元社 1943
- 『加来艦長の最期』読売新聞社 1945
- 『四季の釣』右文社 1946
- 『スクールボーイ』民生書院 1946
- 『敗都の女達』リンゴ書院 1946
共編著[編集]
- 『良犬を得る秘訣』高橋虎雄共著 春陽堂 1932
- 『現代日本の釣叢書』全8巻 編 水産社 1941-42