登録販売者
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登録販売者(とうろくはんばいしゃ)は、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品の販売ができる、医薬品販売専門資格を有する職種。2009年(平成21年)度に施行された改正薬事法により、薬剤師とは別の医薬品販売専門資格として誕生した。
概要[編集]
従来、一般医薬品の販売は薬剤師に限られていた。医薬品を購入できる場としては、ドラッグストアのチェーン展開などにより増えていたが、そこで販売する薬剤師は不足していた[1]。また、消費者はドラッグストアなどに薬を買いにいっても、店員が薬剤師なのかがわからず、薬剤師が不在でも購入できる状況にあった[2]。その結果、健康被害が発生してしまった実態があった。
これを受け、平成21年に「一般用医薬品の販売にふさわしい、薬剤師以外の専門家」として、登録販売者が誕生した。