畑山博(はたやま ひろし、1935年5月18日-2001年9月2日)は、作家。
東京府荏原区(現品川区)生まれ。高校中退後、旋盤工など数々の職につくかたわら小説を書く。1966年、放送作家となり、NHK教育テレビ『若い広場』等を担当する。1966年「一坪の大陸」で群像新人文学賞で最優秀作になる。69年から三回芥川賞候補となり、72年、四度目の候補となった「いつか汽笛を鳴らして」で芥川賞を受賞。1981年『可愛い女』を東京新聞に連載した。のち岩手県に住み、宮沢賢治研究の本を書いた。群像新人賞の選考委員も務めた。