生島治郎
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生島治郎(いくしま じろう、1933年1月25日-2003年3月2日)は、作家。
人物[編集]
本名・小泉太郎。上海生まれ。早稲田大学文学部卒。早川書房で「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」の編集に当たり、そのかたわら推理小説の翻訳、執筆を行う。1964年『傷痕の街』で単行本デビューする。1965年『黄土の奔流』で直木賞候補。67年『追いつめる』で直木賞受賞。推理作家志望の小泉喜美子と結婚するが、小説を書くことを禁じる。だが喜美子は1963年『検察側の証人』でデビュー、一家に二人の作家がいることに耐えられなくなり離婚する。
のち韓国人のソープランド嬢と結婚し、1984年、そのことを描いた『片翼だけの天使』を刊行、映画化もされてブームとなる。だがこの結婚は、妻の一族に生島がたかられる結果となり破綻した。