玄冬

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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玄冬(げんとう)とは、冬の総称で、道教の五行思現で、黒を冬に当てたもの。人生では、65歳以上の高齢者、老齢、老衰、死、天国への旅立ち、または、逆に誕生から0歳代のうち、幼稚園卒園までの6歳以下、1桁の年齢までの子供前期の時期をいう。年代を色と季節に換算して区分したものの一つ。人生の最初と最後、死後の世界に玄冬を当てはめている。

「玄冬」の「玄」は黒を表す。未来の見えない混沌とした時期で、暗闇を意味する。

65歳以上の高齢者、老齢は、年齢を多く重ねた時期で、人生の終盤付近の時期で、衰退期ともいい、顕著に老いを感じ、寿命を迎え、まもなく死に近づく時期で、おじいちゃんおばあちゃんになった時期。65歳以上の高齢者を、色と季節に換算して区分すると、年末前までの冬前期=12月に当たる。1年の範囲の季節が終わりに近付くという意味である。人生の喪失期、人生の終盤、晩年を迎えようとする時期を冬にたとえた言葉。黒のイメージは死、暗闇、シーンと静まり返ったという解釈になぞられている。

誕生から10歳未満までの時期は、色と季節に換算して区分すると、晩冬、2月後半に当たる。子供前期は、人生として芽吹く前の時期なので、晩冬になぞられる。

65歳以上の高齢者は、身体の衰え、老化度が顕著になった人。身体が腐ったイメージで、肌の弾力が無くなった状態、顔や体全体がたいぶたるんだ状態で、コラーゲンやエラスチン成分による肌のハリが完全に失われ、フェイスラインが完全に崩壊され、フェイスラインがだいぶ乱れ、記憶力もだいぶ低下し、ほとんど無く、心は更に頑固であり、さまざまな事情に残酷で、困難さがある。高齢者(老齢)は、まさに余生の時期といえる。

玄冬は、稀に「思冬期」という架空の言葉、造語表現になぞられることもある。