猿投アドベンチャーフィールド
猿投アドベンチャーフィールド(さなげアドベンチャーフィールド)とは、愛知県豊田市伊保町にある施設で、クロカンSUVをレンタル走行体験により、凸凹道のオフロード走行が体験・実験できる場所。合併前の旧豊田市では、豊田市中北部に位置する。
略して「SAF」。
展示車・レンタル車のメーカーは、トヨタ系のみ=トヨタ、レクサスのみで、トヨタ系自動車が提供している。展示車・レンタル車は、新車、中古車両方ともあり、トヨタ:RAV4、ランドクルーザープラド(3代目の120、4代目の150の中期型)、ランドクルーザー70、ランドクルーザー(300)、ランドクルーザー250、FJクルーザー、ハイラックス、ハイラックスサーフ、レクサス:LX(600)。展示車には、ドライブレコーダーは付いている。
4WDの仕組みと操作、運転時に実際のオフロードでの走行を知ることができる。凸凹道のオフロードで、安全運転に寄与することを目的に研修も行っている。凸凹道のオフロード走行では、強い衝撃・反動に襲われ、ハンドルが急に回転することがある。
施設内容[編集]
- オフロードコース
レンタルの凸凹道のオフロードコースの路面の種類は、ダート道、荒れ地、林道(林間)、オフロードの急坂(登坂度と降坂度)、モーグル路、起伏の路面、丸太道、砂利道、石畳、ロックセクション、岩路、岩石走路といった、いくつかの路面がある。コースの種類は、ワンダフルコース、林間コース、トライアルコースの3つある。各オフロードの路面のレベルの順位は、ワンダフルコース=初級、林間コース=中級、トライアルコース=上級。路面の凸凹の高低差の度合いが強く、あらゆる自然の地形、全ての凸凹道のオフロードに対応するコースを走行する場合は、林間コースかトライアルコースの2つのいずれかを選ぶ。林間コースの路面は、一部、途中に、土の表面に砂利道が埋まっており、全体的に凸凹の高低差の度合いが中程度~やや激しいダート道のオフロードで、一般的な凸凹道のオフロードのことである。オフロードコースには、交通標識が設置されている。
トライアルコースのみ存在する路面は、丸太道、モーグル路、ロックセクション、石畳。
三角形の赤地に白文字で「止まれ」が描かれている標識が設置されている場所は、「この先下り坂」「この先交差点あり・合流注意」。
トライアルコースを使用走行される場合は、ヘルメットの着用義務が必要となる。しかし、現在では、トライアルコースの体験は、レンタル車では走行禁止(?)になり、マイカーのみ使用でき、レンタル車・レンタル走行でのトライアルコースは未対応となった。レンタル車で、あらゆる自然の地形、全ての凸凹道のオフロードに対応するコースは、林間コースのみとなった。
猿投アドベンチャーフィールドにおけるオフロードコース走行時は、最高速度は20km/h以下、4WD駆動モードの設定では、「ローレンジ直結4WD」で進む。副変速機(サブミッション)をローギアに入れて進む。「ローレンジ直結4WD」の表記は、トヨタ・ランドクルーザープラドは「L4L」、トヨタ以外のメーカーの製品、三菱・パジェロでは、「4LLc」に当たる。
各コースの料金は、林間コースは2860円。
オフロードコース走行時、車のメーターのみ録画したい場合は、録画装置小型カメラが必要となる。車種によっては、ドライブレコーダーが付いていないものもある。