猫車

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猫車 (ねこぐるま)とは、積載用の手押し車をいい、足場板(キャットウォーク)の上でも移動できるためにこう呼ばれる。不整地の地均しの際に、足場板を用いて土砂を運ぶときなどに活用される。
ただし、現在では対義語である「ネコ板」は高所作業用の足場板を指すことが多いため、由来について知らない人も多い。

概要[編集]

タイヤがひとつあり、両手で操作するためのハンドルがあり、地面に置いたときに安定するように脚があり、その上に積載用の荷受け部分がある。操作にはやや熟練が必要だが、小回りがきき、狭いところでも使用できる。大日本帝国陸軍も土木工事に使用していた。同型のものは海外でも使用された。
類似のものに、豪雪地帯で雪掻き用に使われるスノーダンプがある。ただしスノーダンプは車輪ではなく橇あるいはスノーボート的なものであり、把手も二本ではなく横のバーである。