独立採算制

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

独立採算制とは、その各部門に会社の様に見立て、収益を上げる方式と公営企業法による物。この記事ではウェブ百科事典・動画配信サービス・ブログ・SNSなども解説する。

概要[編集]

古くから独立採算制は民間事業や公営企業にて行われてきた。民間の独立採算制は、その部門を会社の様に独立させて、収益を図る形式。公営企業は、その収益でやり繰りを行う形式が採用されている。

独立採算制を採用している企業[編集]

  • 鉄道会社(旧国鉄も含む)
  • 公営企業
  • 日本郵政
  • NHK(NHKは受信料による独立採算。その他にNHKテキストにて収益を上げている)
  • 民放(多くの民放は広告収入による独立採算を採用している。ただし、公共放送と違い、放送外収益にて収益が可能な所は民放独自の収益システムといっても良い)

ウェブ百科事典では[編集]

Wikipediaを除く、ウェブ百科事典は、広告収入による非営利経営が大半である。しかし、商業的利益とは言えども、その収益のみでやり繰りするため、独立採算の部類にも入る。 過去にヤフー百科事典が物販販売の営利事業の収益化を目指していたが、収入源が難航し、数年でサービス終了に至った。もし、広告収入を導入されていたら、結果は少し違っていたかもしれない。

ブログでは[編集]

多くのブログも広告料で成り立っている。自分で書いた文章をネット上にて公開し、収益を上げる仕組みは00年代後半から始まったとされている。

動画配信サービスでは[編集]

動画配信サービスも広告収入による独立採算を採用している。中でも最古参であるYouTubeは2006年10月から、それまでの寄付による募金収益から、広告収入を導入した。 一般向けの収益化は2012年まで待つことになる。その1年後、『YouTubr』という新しいビジネスモデルが誕生。2014年から広告が表示されるようになり、現在に至る。

SNSでは[編集]

また、多くのSNSも広告収入で経営を行っている。収益化は動画配信サービスと同じだが、条件が比較的ソフトである。