特定非営利活動法人精神障害者支援団体しげぞぽんぽ
特定非営利活動法人精神障害者支援団体しけぞぽんぽ(とくていひえいりかつどうほうじんせいしんしょうがいしゃしえんだんたいせきしげそぽんぽ)は、精神障害者の支援をおもに、身体障害者、ご高齢者、虐待児童などへの支援もおこない、さらに地域でのコミュニティ活性化をおこなう団体である。
解説[編集]
精神障害者アーティスト紫雨月まみん (Mamin Shiuzuki)のお手伝いをするという有志で発足した[サポートチームしげぞぽんぽ]が、現、法人の前身となる。
精神障害者アーティスト紫雨月まみん (Mamin Shiuzuki)は、重度の精神障害うつ、パニック障害、不安障害、解離などに苦しんでいたなかで、2014年5月頃たまたまみたパステル画にひかれ絵をかきはじめたところ、一気に才能が開花。半年後には 通院している精神病院からの依頼で 待合室や診察室に新作の絵を 毎月、展示することとなる。また、絵にメッセージをいれたポストカードも配布。これは、患者、ご家族、医療スタッフが持ち帰っても癒されてほしいという思いと、展覧会などでの配布では病気とは普段関係ないところにいる方々にもあとあと他人事ではなく、忘れず、考えて欲しいとの願いをこめたものである。その後も、各地の大学病院やリハビリ施設、動物病院 老人ホームなどに絵を寄贈し感謝状を授与されたこともある。 被災地、動物愛護団体.海外医療援助隊、精神障害者造形団体などへのお祭り、バザーなどに積極的に参加し、寄付活動もおこなっている。さらには、デンマーク、スウェーデン福祉への日本視察団からのおみやげとしての絵の作成や、フランスからの視察団への日本からのおみやげのグッズの作成をおこない、また精神科のデイケアでリハビリ用、展覧会での来場者への[ぬりえ]作成を担当。また、絵の実力は確かであり、 国立新美術館.東京都芸術劇場.上野現代美術館などでの展覧会での入選。変わったところでは京都府営けいはんな記念公園ギャラリー月の庭や、高知県やなせたかし記念館などでも展示されている。他には、介護苦による実際におきた殺人事件を題材にした『生きる』という舞台は市町村を主に活動しているロングランだが、そのポスターやチラシもまみんの作品がつかわれている。 ==
活動は国内におさまらず 日米グループ展やパリの聖ピエール教会でのフェスティバルへの参加依頼も。2019.12.24には処女作である画詩集「心命(いのち)の欠片たち」を発売。しかし、まみんのような 精神障害者にはちいさな出来事やいつもおこなっていることであっても 恐怖や不安がわきあがり、パニック、失語症、震え、めまいなどに襲われることが少なくないことであり、そのような状況下では本人にはどうすることもできないところまでおちいっしまう。そんな まみんとの活動の中で、同様の 障害者アーティストの存在をしり、お手伝いできないかと考えるようになり、安心して支援をうけていただけるように社会的信頼度の高いNPO法人化することを決意。
そして、2019年特定非営利活動法人の設立としては異例の早さで設立。特定非営利法人になってからは所属アーティストもかかえるようになり、紫雨月まみんは専属アーティストとして活動広報的な役割を担っている所属アーティスト、スタッフとともに フリーマーケット参加、展覧会開催、グループホームの内装工事 本の作成など精神障害者アーティストの支援だけにとどまらず地域のコミュニティの活性化のため カフェ事業などにも とりくんでいる。