特定版削除

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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特定版削除は、ページ内の過去の版を削除する際に採られる方式である。

概要[編集]

「一旦通常削除のうえ問題ない版のみ復帰する」という方法。過去は版指定削除が存在しなかったため、導入される2010年5月まではこの方法が主流だった。しかし、この方式には後述の問題点もあったため、版指定削除が導入されてからはこの方式が使われる機会は非常に少なくなった。

問題点[編集]

版指定削除は対象版が「不可視化」されるのに対し、特定版削除では、対象版の存在を確認する事すら出来なくなる(管理者を除いて)。問題版が1,2版程度くらいならまだしも、数十版になってくると、関係のない版まで巻き込まれてしまう可能性がある。そのため、「投稿者」を明示できない版は全て削除となる。具体例として、1.問題となる版が現れ→2.その後に加筆が行われる→3.問題記述除去 という流れの場合。「2」の版も特定版削除の対象になるが、そうなると投稿者の明示が出来なくなるため、ライセンス要件を満たすために記述を記事から除去しなくてはならなくなる。