物は定位置に置く!

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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物は定位置に置く!」は、発達障害者が言われる言葉のおそらく1位か2位ぐらいであろう。

概要[編集]

工場では工具用のラックがあって、「定位置」が指定されているのでまったく問題はない。

ところが障害の程度によっては、そんなものがあろうが定位置に置けないタイプもいる。小売業界にも備品置き場というものは存在したが、値付け機やプリントラベラーを何度も売り場に置き忘れてしまうのだ。問題がないとは言えない。ADHDが強いと、定位置が指定されていても困難は残る。

一説によると、健常者にとっては「自分が『ここにあってほしい』という場所が『定位置』」なのである。 「それはわかっているのである。だけど、発達障害者の持ち物は活きが良くて、水から上げられた金魚のようにどこかへ跳んでいってしまうのである。これには注意のそれやすさと、短期記憶の悪さが関係しているのである。」という意見もあるが、それは同調圧力に対しての敗北でしかない。

そうではなく、会社あるいは店舗で決められた定位置に置くこともできないレベルの発達障害者も存在するのである。そんな発達障害者は自分の眼鏡ですら無くす。

当事者のHYOGOKURUMIが解決策を伝授していた。それは動作をコマ送りにするというものだが、それでも無くす人間はいるのである。つまり短期記憶のテーブルが狭すぎるか、マルチタスクができない理由で、「全ての動作をコマ送りにする」という前提条件すら頭の中から消えてしまうのだ。これは個人の能力差でしかない。出来る人と出来ない人がいる。

関連項目[編集]