熱収縮チューブ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

熱収縮チューブとは、その名の通り、で収縮する管で、特殊なシリコンゴムやビニールが素材として使われる。電線などの結束、防水、絶縁用途に使われる。

内径に多少の余裕があるチューブに保護したい電線等を通し、専用のドライヤーで加熱すると収縮、電線にピッタリと張り付き保護する。端子との接続部分など段差が生まれる部分にも使用でき、収縮によって隙間無く保護できる。段差の大きい部分には収縮率の高い高収縮タイプが使われる。

収縮は90℃程度の温度ではじまる。家庭用のヘアドライヤーを使う方法もあるが、温度が十分ではないため、時間がかかったり、収縮率が低いなどの問題が発生する事も多い。値は張るが、工業用のドライヤー(ヒートガン)を利用する。