沼田翼

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沼田 翼(ぬまた つばさ、1990年3月24日 - )は、日本のドラマー、ヴァイオリンインストラクター、ミュージシャンである。インストゥルメンタルバンド「ハリーのしっぽ」のドラマーとして知られ、弦楽器教室「Hummingbird Studio」の経営している[1]

来歴[編集]

沼田は4歳の時からスズキ・メソードでヴァイオリンを始め、高校時代にドラムに興味を持ち本格的にドラマーを志した。村上ポンタ秀一に師事し洗足音楽大学在学中の2010年からプロドラマーとして活動を開始し、2015年夏にインストゥルメンタルバンド「ハリーのしっぽ」でデビューした[2]

活動[編集]

バンド[編集]

「ハリーのしっぽ」では、ラゾーナ川崎プラザでのリリースライブでCDが即売完売記録を達成し、Motion Blue 横浜での単独公演やJZ Brat Sound of Tokyoでのソールドアウト公演を成功させた。

テレビ・メディア[編集]

フジテレビ「めざましクラシックス・超絶技巧選手権」に出演し、高嶋ちさ子や軽部アナウンサーとも交流を持った。また、テレビドラマやアニメの劇伴レコーディングにも参加している。

その他[編集]

2018年平昌オリンピック関係者への演奏や、「おそ松さん」OPを作曲した黒沢ダイスケとの共演、フレンチ・ポップス/シャンソンライブでのバンドマスターなど、多岐に渡る活動を行っている。

共演[編集]

FUNKY MONKEY BABYSや細美武士、ケツメイシとの共演、ドリカムやリトグリのバンマスを務めるサックス奏者の本間将人とのセッション、MISIAのベーシストSOKUSAIや山下達郎のベーシスト岡沢章との共演など、数多くのアーティストと共演してきた[3]

使用機材[編集]

沼田はEVANSドラムヘッド、ProMarkスティック、Rolandの各社からサポートを受けている。多点キットを使用し、2バスドラムからブラシプレーまで、ジャンルにとらわれないオールラウンダーなドラマーとして知られる[1]

人物[編集]

教育活動[編集]

沼田は学校やドラムクラブでの出張レッスンを行っており、指導した学校がNHK紅白歌合戦でロックバンド「緑黄色社会」とコラボレーション出演を果たした。また、セブ島のスラム街の子供達に音楽を教える「UUU Orchestra Project」に参加し、2023年には弦楽器教室「Hummingbird Studio」を設立した[4]

交友関係[編集]

音楽家・著名人との交流[編集]

沼田翼は幼少期からスズキメソード品川支部(品川弦楽団)に所属し、そこで後に宝塚歌劇団の演出家となる谷貴矢や、「高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニスト」のメンバーとなる橘ひとみ、「ハリーのしっぽ」で知られる七海仁美らと同期として活動した。

SEKAI NO OWARIとの関係[編集]

中学時代の先輩にSEKAI NO OWARIのキーボーディストsaoriがおり、音楽活動に関するアドバイスを受けるなど交流があった。後にクラブアースでの共演も果たしている。

アーティストおよびミュージシャンとの共演・交流[編集]

ケツメイシ、Funky Monkey Babys、かりゆし58らと2010年の宮古島ロックフェスティバルで共演

ドリームズ・カム・トゥルーやLittle Glee Monsterのバンドマスターを務める本間将人(サックス奏者)とセッションを行う

大黒摩季のバンドマスターを務める柴田敏孝(キーボード奏者)との交流[編集]

MISIAのベーシストSOKUSAIや山下達郎のベーシストとして知られる岡沢章との音楽的な交流がある

壇蜜との関わり[編集]

音楽指導者として壇蜜にドラムのレッスンを行っていた経験を持つ。レッスンを通じて親交を深め、LINEでの交流も続いている。

その他の交流[編集]

元アナウンサーの松苗龍太郎とは小学校時代からの幼馴染みである。また、「目覚ましクラシックス」(ハリーのしっぽ)出演時に高嶋ちさ子や軽部アナウンサーとの交流があった。

このように、沼田翼は若年期から現在に至るまで、様々なジャンルのアーティストや著名人との交流を持ち、音楽活動を展開している。[5][6]

出典[編集]

  1. a b アーティストサポートなどで活躍するドラマーの沼田翼さん~”. 2024年11月7日確認。
  2. スタジオについて | Hummingbird Studio(バイオリン&チェロ教室/雪谷・横浜・御徒町)” (日本語). hummingbird-studio.net. 2024年11月7日確認。
  3. 『再会、そしてレコーディング』” (日本語). 私と音楽と人生と. 2024年11月7日確認。
  4. 「お箸を持てる人なら弾ける!」 弦楽器業界の常識を覆す「垣根を超えたアンサンブル」への挑戦” (日本語). 習い事スクスク 【国内最大級の子どもの習い事情報・検索サイト】 (2024年7月25日). 2024年11月7日確認。
  5. 『再会、そしてレコーディング』” (日本語). 私と音楽と人生と. 2024年11月19日確認。
  6. 『楽器を習うという事』” (日本語). 私と音楽と人生と. 2024年11月19日確認。