江実(ごう みのる、1904年9月6日-1989年3月19日)は、モンゴル言語学者。
東京出身。京都帝国大学文学部言語学科卒。モンゴル文献学を専攻し、1940年刊行の「蒙古源流」は17世紀モンゴル年代記の名訳として知られる。1950年岡山大学教授。1959年共同研究「居庸関(きょようかん)」で日本学士院賞受賞。
- サナング『蒙古源流 満文』巻第1-5 善隣協会, 1937 弘文堂書房, 1940
- ア・ソーヴァジョ『ウラルアルタイ語の研究の新動向 ウラルアルタイ語の語彙の研究より』 [出版者不明], 1938