楠本松江とは、幕末のハーフの少女。シーボルトが女中のシオを孕ませて生まれた娘で、女医の楠本イネの異母妹。
楠本イネを後見人として成長するも、13歳のとき経緯は不明ながらオランダ人医師に連れ去られ、無理やりその妾とされてしまう。15、16歳で妊娠させられてしまい堕胎する。
それ以後は不明。なお、姉の楠本イネや、姪の楠本高子も強姦されて妊娠したことが知られる。