架空ナンバープレートのフォーマット

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架空ナンバープレートのフォーマットでは、劇用車などで使用されるナンバープレートのフォーマットについて述べる。

日本と同様のフォーマット[編集]

地名 000 X 00-00[編集]

実写ドラマ作品からアニメ作品まで幅広く使われており、フォーマットも現実世界の日本と同様のフォーマットを取っている。
ただ本当に同じにしてしまうと現実世界とリンクしてしまう危険があるため、架空の地名や絶対に存在しない8ナンバー、あり得ないひらがなの組み合わせなどで回避している。
(『ハンチョウ〜警視庁安積班〜』の「中央 000 X 00-00」といった架空の地名は『頭文字D』などでも採用されていたり、スバル・ステラのCMでは払い出されない「へ」や「し」を使用している)
また「00-0」や「01-23」などのありえない表記で回避することもある。

『ワイルドスピードX3』では製作スタッフ側があんまり日本のナンバープレートを知らなかった関係なのか、変なナンバープレートの使用が多くみられているが、逆に対策の1つということで機能している。
ただ本当に知らずに作ったのか、主人公の車両以外では「現実世界でも存在するナンバー」と同じものが存在しているため、100%対策しているというよりも本当に適当に割り当てたような感じではある。

『湾岸ミッドナイト』では現実世界とほぼ同じナンバープレートが設定されており、アニメ版や『頭文字D THE ARCADE』のコラボイベントでも同じような数値が割り当てられている。

レースゲームでも『湾岸ミッドナイト』、『首都高バトル』、『アウトモデリスタ』などでも採用されており、現実世界と同じ車種で同じナンバープレートを装着させることも可能となっている。
また『Forza』や『グランツーリスモSPORT』などに搭載されている「ステッカーをエディットできる機能」(いわゆる独自の痛車が作れるやつ)によって疑似的にナンバープレートの再現も可能とはなっている。
これらはあくまでゲームの世界ということであるため、現実世界にあるナンバープレートとリンクさせることに問題は特にないとされている。

地名 000 X 0-000[編集]

『頭文字D 新劇場版』、『MFゴースト』で採用された独自の4桁ナンバープレート。
これまで『頭文字D』はアニメ版の『Second Stage』から採用された5桁ナンバープレート(「群馬 000 X 00-000」)のフォーマットが採用されていたが、『新劇場版』からはそれとは別の4桁ナンバープレートへ変更されている。
ゲーム版の『Arcade Stage』も『新劇場版』に準拠した『Zero』以降から対応しており、『THE ARCADE』では4桁を好きな番号に設定できる機能がある。

なお『THE ARCADE』では「0-」が使用できるため「0-721」といったスペシャルナンバーも設定が可能となっているが、アニメ版の『MFゴースト』では「0-」ではなくちゃんと「・-111」という表記となっている。(「・-・・1」などもあるのかは不明瞭)

X LV-00、地名 000 X LV-00、00-00など[編集]

トヨタ・アクアのCMで採用された『ドラゴンクエスト』用のナンバープレート。「ゆ ・610」(勇者ロト)、「ゆ LV-39」、「LA-3A」(ラーミア)などの独自ナンバープレートが採用されている。
なお、DQの30周年を記念したCMで使われた「DQ 30 あ LV-99」(DQ30周年、アクア)はフォーマットとしては日本の国際ナンバープレートに近いものが採用されており、以降のアクアのCMではそれに近いものをベースにしている。

XX 00 00-00、XXX 000 X 0-0[編集]

トヨタ・アクアの『紅蓮華 - KSUKE REMiX -』が使用されたCMで採用されたナンバープレート。「JP 47 AQ-03」のほかに、「ZEN410 み 5-9」(全集中 水の呼吸)という『鬼滅の刃』に因んだものも存在している。
前述したように日本の国際ナンバープレートに近いフォーマットにはなっているが、いずれも現実世界では通らないナンバープレート仕様となっている。

地名 000 X 00-0[編集]

『天気の子』などで採用されているナンバープレート。ちなみに『君の名は。』では別のフォーマットが使われている。

5桁ナンバープレート[編集]

地名 000 X 00-000[編集]

おそらく『頭文字D Second Stage』から採用された5桁ナンバープレートのフォーマット。4桁から5桁に変わっており、長らく『頭文字D』における象徴の1つとして使われていた。
後に『ゆるキャン△』や『放課後ていぼう日誌』などでもこの5桁ナンバープレートは採用されており、『ウマ娘』などのように1期と2期で4桁から5桁に変わったり、別作品では4桁と5桁が併用される(単なる作画ミス?)パターンも存在している。

こちらも「05-」などの0から始まる番号も使用可能であり、『雷鳴 -out of kontrol-』のMVでは「品川 33 む 05-111」(おそらく「move」と表記したかった)というナンバープレートが与えられている。
5桁という特性上、語呂合わせが非常にしやすいため、『頭文字D』でも「69-556」(無垢の心)、「37-564」(皆殺し)、「86-239」(ハチロクにサンキュー)などの番号も与えられている。(ただし『パリピ孔明』では要らぬ衝突事故も起きているが)

2020年に入ってから『頭文字D』が完結したのと、別フォーマットを採用したことが関係しているのか、同じ5桁ナンバープレートを採用する作品が増加している。

地名 000 X 000-00[編集]

『チェンソーマン』の3話で採用された別の5桁ナンバープレートのフォーマット。1話と2話では上記の「地名 000 X 00-000」を採用していたのに、3話では「西東京 457 お 793-35」と大きく表示されたナンバープレートの演出が存在していた。
上記のものとは別のナンバープレートフォーマットであり、他作品では採用された実績があまりないと思われる。(『頭文字D』などから怒られてMAPPA側で変えたのか単なる作画ミスなのかは定かではない)
なお4話以降からまた上記の5桁ナンバープレートに戻されている。

また『Ghostwire: Tokyo』でもこのフォーマットのナンバープレートが装着されており、他の作品でもこちらを採用するケースが増えている。

海外用フォーマット[編集]

NFS、ND4SPD、CARBON、GHOSTなど[編集]

アメリカのナンバープレートのフォーマットと同様のものは『ニードフォースピード』で採用されており、「NFS」や「ND4SPD」、作品タイトルから「CARBON」や「NFSMW」、制作会社の「GHOST」などがデフォルトで採用されている。
デフォルトに指定されているナンバープレートはライバル車もアザーカーも同じではあるため、インターネットに対応している最近の作品では自車のナンバープレートは変更できるようなシステムが搭載されていることが多い。
(文字列についても自由にカスタマイズできるほか、「BYEBYE」や「2FAST」などのプリセットで使用できるナンバーも存在している模様)

ちなみにフォーマットとしては10桁まで対応している模様。

136113966[編集]

ご存知『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンに搭載されたバーコード式ナンバープレートの値。未来世界(2015年)ではバーコード式のナンバープレートに変更されたという設定となっている。(現実世界ではそんな方式になる話すら出ていない)

HR 000[編集]

トヨタ・アクアのCM「狩猟篇」で採用された『モンスターハンター』におけるハンターランクに因んだフォーマット。HR300超えなので割とやり込んでいると思われる。

HP 0000[編集]

トヨタ・アクアのCM「草原篇」で採用された『ファイナルファンタジー』のHPに因んだフォーマット。『チョコボレーシング』にHPの概念はないが、3500超えとなるとそれなりにインフレした作品のものと思われる。

どうでもいい話[編集]

ナンバープレートが無い、もしくは真っ白なプレート[編集]

アニメ版『頭文字D』の初期(『First Stage』と呼称される)ではナンバープレートの部分は「真っ白なプレート」となっており、当時のレースゲームも真っ白なプレートを採用する作品も多かった。(『首都高バトル』などもその1つと言える)
現在でもたま~にそのパターンを採用することも多く、自動車のCMではディーラープレートを採用することもよく見られる。

また自動車とは言い難い『PUI PUI モルカー』ではナンバープレートの類が存在していない。