枕田布子

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枕田 布子(まくらだ ぬのこ)は、『抱き枕とは結婚できない!』に登場する架空のキャラクターである。

概要[編集]

桜井和人が長年使っている抱き枕。和人のことは、和人の母親と同じように「和(かず)くん」と呼ぶ。紫がかった長い髪をしている。ある日、和が帰宅すると女子高校生の制服を着た状態で現れた。服は枕カバーを変えることで変更可能。

和のことが大好き。よく、和のことをからかって楽しむ。洗われると髪が白くなって性格が変わる。雨に濡れるとネガティブな性格になる。和の情報が入ると元に戻るため、和が抱き付くなどすると元に戻る。

抱き枕の姿と女の子の姿は自由に変えられる。抱き枕の姿でも会話は可能。和以外の人の前では抱き枕になる。

ストーリー[編集]

第1話
新社会人となって半年の22歳の和が帰宅するのを待って、女の子の姿になった布子は「棄てないでえええ」と泣きながら抱き付く。和は母親を呼んだことで抱き枕の姿にいったん戻る布子。そうして気のせいかと思って部屋に入った和に再び泣きつく。和が棄てないと言ったことで、布子は泣き止んで自分のことを抱き枕という。信じられない和に和の秘密の本の場所をいい当てて見せる。それでも信じられないでいる和に「抱いてみる」と迫ると、和は滑って布子を押し倒す形になる。そこに和の母親が部屋に入ってきたので抱き枕の姿に戻る。母親がいなくなってから女の子の姿に戻ったことで、和に抱き枕だと信じてもらえることになった。
第2話
和が仕事にいっている間、婚姻届けを書くことにした布子。和の買ったやましい本を見て赤面したりしつつも、自分の名前を「枕田布子」考えて婚姻届けに記入。帰宅した和に見せるも、名前が安直と笑われてしまう。傷ついてしまった布子を見て罪悪感を感じた和が詫びようとする。そのため、布子は和にハグしたら許すと言い、お互いに緊張しつつもハグをする。良い雰囲気になったところで和の母親が現れたので、とっさに抱き枕の姿に戻る布子。恥ずかしくなってしまった布子はその晩は抱き枕の姿で過ごすのだった。
第3話
翌朝はやや気まずくなりつつも女の子の姿で和を見送る布子。和が仕事中、抱き枕の汚れが気になった和の母親に洗われる。これによって、髪が白くなって反応が遅くなって帰宅した和に驚かれる。色気ある感じで和に迫っていき、和がテンパったところで元の姿に戻った。そして、和が会社でつらいことがあったことを見抜いていた布子はそのまま和を抱きしめる。そして、二人はゆっくり休むのだった。その後、何で元の姿に戻れたのかを聞く和に「和くんの情報が必要」と和の顔を赤くするような発言でからかう。そして、布子は和が元気になったことに一安心するのだった。
第4話
和にデートをしようと誘う布子。布子は制服姿なため、インターネットショッピングで服を買うことになる。そして、届いた服を抱き枕の姿になって和に着せてもらうことにする。だが、枕カバーを外されるのに羞恥心を感じて女の子の姿に戻ってしまって裸を見られたことで、お互いにドキドキしてしまう。結局、布子は自分で着替えることにしたところで和の母親が部屋に入ってくる。布子は抱き枕の姿に戻ったことで、和が抱き枕に服を着せているような格好を母親に見られてしまった和。布子は枕カバーを替えても服は変わるということを教えたことで、そうしておけば良かったとさらに落ち込む和。トラブルがありつつも着替えた服を和に見せたところ、和の反応に気をよくする布子であった。
第5話
待ち合わせをして和とデートすることにした布子。しかし、雨が降ったことで和と待ち合わせ場所で会った時には髪の色も変わってネガティブな性格になってしまう布子。和は水を吸って重くなった布子を何とかおぶって、布子に優しい言葉をかける。これによって、抱き枕の姿に戻った布子を和は家まで運んで乾かす。そして、雨も上がったところで改めてデートをすることにして、近場のベンチに座って会話する。そして、布子は和に口づけをするのだった。だが、恥ずかしさから抱き枕の姿になってしまって、和は抱き枕の状態の布子を家まで持って帰ることになるのだった。
描きおろし
布子は和と待ち合わせしてデートするのだった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]