東仲古墳

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東仲古墳(ひがしなかこふん)とは、兵庫県三田市末にある円墳である。

概要[編集]

直径18メートル、高さ3.5メートルの円墳。石室は横穴式で、石室の中ほどに石棚がある。石棚のある古墳は珍しく、全国に約150基で、和歌山、九州などで多く見られる。東仲古墳の石棚は、石室の中ほどにあり(他の古墳の石棚の殆どは奥にある)、奥側から見て右側壁から飛び出していて左側壁とは接していない非常に珍しい形である[注 1]。三田市の指定文化財。個人の所有で、見学はしづらい状況。しっかりとした石組みの石室で、珍しい石棚もある貴重な古墳であり、整備して見学しやすくしてほしい。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 片側の壁から飛び出た棚は、他に福岡県田川市にある夏吉1号墳の石室にあるが、他には見られない。地球の謎解きの情報では、イギリスのシェットランド諸島の遺跡ブロッホ・オブ・ムサの石の棚のようなものは鳥イシジンがとまるものだったと知らされているが、東仲古墳の石棚は、この石室で創られたイシジンがこの棚につかまって立ち上がったと知らされている。

外部リンク[編集]