有機溶剤中毒症(ゆうきようざいちゅうどくしょう)とはシンナーなどの薬剤による中毒による脳の障害。
1970年代ごろに若者の間でブームになった睡眠薬遊びの延長線上で始まった薬剤乱用中毒で、シンナーなどの塗料を鼻から吸うことによって他交換を得る遊びで、予後はすこぶる悪く。シンナーの使用を止めたとしても症状は最後まで残る。またペンキの匂いなどで簡単にフラッシュバックする。
幻覚や妄想、知覚異常、歯の消失、脳の萎縮、フラッシュバック。
ある人物はゼロ戦が機銃掃射する幻覚が度々発生して仕事にならなかったそうである。