日本三大悪妖怪
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日本三大悪妖怪(にほんさんだいあくようかい)とは、日本に数多伝わる妖怪達のなかでも名実共に上位である三体。日本三大悪妖怪という呼称は、確認できる範囲では2005年の文献が初出[1][2]。
文献では次の三体を指す:
- 酒呑童子(鬼) – 京の都を荒らし回った鬼の頭領。源頼光とその四天王に討伐された。
- 玉藻前(白面金毛九尾の狐) – 鳥羽上皇に寵愛され権勢を振るった。正体がばれると討伐軍に敗れ、殺生石と化した。
- 崇徳上皇(大天狗) – 保元の乱に敗れた崇徳上皇が讃岐に流され、失意のうちに没し怨霊となった。祟りを畏れられた一方で、神としても祭られる。
脚注[編集]
- ↑ 「玉藻前と殺生石 九尾の狐」『日本の謎と不思議大全 東日本編』 人文社編集部、人文社、2006年10月1日、61頁。ISBN 4-7959-1986-0。
- ↑ 「酒呑童子 騙された酒呑童子の悲しき最後」『よくわかる「日本の妖怪」 100』 日本博識研究所、リイド社〈リイド文庫〉、2008年9月20日、172頁。ISBN 978-4-8458-3738-0。