日奠(にちでん、慶長6年-寛文7年10月23日)は、江戸時代の日蓮宗の僧侶。字は義道、号は妙心院。加賀国(現在の石川県南部)出身。徹底して受不施を主張したことでも知られる。
身延山久遠寺で日遠、日護に師事して下総国の中村檀林で学ぶ。能登、加賀、越中で布教した。万治3年には身延山久遠寺28世となった。著書として「破奥記」「受不受法理抄」などが知られる。